大阪出張

投稿者: | 2007年5月19日

今日は大阪出張、恒例のお昼伊丹着のALL NIPPON 444。この便名っていつ聞いても心の奥の方でちょっと引っ掛かりますが・・・。
 例によって100-400mmを持っての出張。クルマで空港に向かいましたが、予想よりも早く、今回も搭乗便が到着する前に空港着。なので屋上にて着陸シーンを狙おうかな、とカメラを出して。で、伊丹からのB6が見えてきました。ファインダーを覗いてっと、ん?電源まだだったか、思ったら大ショック。バッテリ入れてないじゃん!バカかよー。こうなると単なる重い荷物に過ぎない。コンデジがせめてもの救い。
 で、今日のパイロットさんが飛ばしやサンなのか気のせいなのか、離陸までのすべてにおいてすごく早い。Selector lever armedの指示が出てセットされた音がした瞬間にはプッシュバックが始まってるし。そして、Safety Instructionのビデオが大きなプロジェクタスクリーンに出ない!だけど、天井の各所にある液晶には映ってたので、タクシング中、ビデオに追加して実演も交えながらの出発準備(結局ほどなく大スクリーンにも映像が出た)。それが、Runway32の離陸に向け、滑走路端が近づくのにビデオはまだまだ。確かあのビデオは3分40秒ほどだったと思うんですが、まさか、客室乗務員さん着席してないしビデオも終わらないのに離陸滑走始めるなんて失態はしないよなあ、それじゃあ規定違反じゃないかなあ、とソワソワ。
 結局Line up and holdしてもビデオが終わってませんでした。当然ながらビデオが終わるまで滑走路上で停止状態。客室からチリンチリンって合図がまだ出てないはずだもんね(チリンチリンではYSか)。たぶん管制塔に「あと1分待ってね」とか言ってるだろうな、と思いつつ。
 で、ビデオのエンディングでポーンと4回鳴って出力が上がるという、安全ビデオがBGMのような離陸でした。上昇中は特段の大きな揺れもなくスムース。さっきまで隣にいた東京行きのポケモンB6を上空から眺めたりしながら燧灘方面へ。
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 この写真は高松空港を過ぎた香川県東部から鳴門に向け右に旋回したところ。追い風が強いのか、全くの気のせいかかなり早く感じます。中国山地には積乱雲、そして左手前方の大阪のあたりに結構厚い積乱雲。何か不吉。そして鳴門大橋を見ながら和歌山から関空の対岸、りんくう方面へ。
 今日は以前のFlight Simulatorでいつも見ていた、堺から八尾に向かうコース。これぞ私の好きなコース。堺の古墳を見ながら右に旋回し、松原JCT、藤井寺を経て、八尾空港を見ながらグルッと伊丹に頭を向けます。ここまでは雲が薄かった。地上も晴れていたし、揺れもほどほど。でも、近鉄奈良線を越えるあたりから地上は雨っぽくなり、揺れ始め・・・。何かねえ、前回と同じパターンの結構な揺れ。何回か体がふわっと浮くような感じと、ビリビリと神経質に左右に揺れる感覚は嫌ですねえ。ま、例によって最後尾から2列目の席だから余計に揺れが強いと感じるんでしょうが。
 大阪城を見ながらも揺れ、新大阪を越しても、阪神高速を過ぎても揺れて。最後の最後まで気流が悪かったようで。でもそんな中であってもコントロールバッチリで安心感があって、最後の最後、着陸も快適でした。
 って仕事の話は書かないのかい?って感じですが、仕事の話は秘密の話が多くて書けません。研究の成果が形になる前に暴露しても、ね。そういや昔、院生用のコンピュータ室だった部屋が今や会議室となり、今日の会議場所となっていて、久しぶりに入って懐かしかったというか、昔の面影がなかったのが寂しかった、というのが仕事がらみのお話。
 で、今日は大阪ステイ。カンパニー無線のエンルート情報がジャンジャン聞けてうれしかったり・・・。ま、あちこち揺れてたせいもあるんでしょうが。