東京からの帰りは最終のB777‐200。スポットチェンジがありましたが、手荷物検査場から近いど真ん中。検査場の混雑を警戒して早めに通過したものの、それがあまりにも早かったので、今回初めてとなる南側の搭乗口方面を探索。歩き始めて思ったこと、遠い、遠い。naomanさんのWebでも書かれていましたが、遥かかなたにある感じ。新スポット方面が見える角のあたり、66番で挫折しました。乗るために移動するとすれば、結構なしんどさかもしれません。
で、搭乗機はほぼ定刻にドアクローズ。でも、なかなかPush backしない。地上が混雑しているわけね。結局10分以上遅れという感じ。離陸滑走路は34R。時々着陸機も織り交ぜながらの離陸の順番待ち。意外と早く順番が来ましたが、後ろを振り返ると5機以上が並んでいました。
離陸後は雲が多くて、搭乗機のストロボライトが定期的に雲を光らせる白い世界。B777で大きいせいもあってか、大して揺れずに上昇を続けていきます。途中、富士山だけがポッカリと闇の白い雲の中に見えて、よかった、よかった。その後はお弁当を食べたりして過ごしつつ、それにしても下界が全く見えない。
名古屋かなあ、大阪かなあ、と想像しつつしていると、左手前方の下の方にストロボライト発見。機内では本や新聞を読む気が毛頭ない、PCを開く気も寝る気もない私にとって、景色が見えない以上、こいつを目線で追い続ける以外やることがない。遙かに下の方だけど、大阪からの九州便ならもっと上昇してくるはず、低いなあ。それにしても低い割りに並走している。ガンガンに飛ばしてるんだろうか。それこそTCASに映し出されているんだろうな、と思いつつ、でもこっちは高いところ、あっちは低い。普通は高いところの方が速いんじゃなかったっけ?
その後機長さんからアナウンス。高度は32000ftで、もう岡山まで来たとのこと。なら、もしかするとあの左手の飛行機は伊丹から上がった松山行きのANA? ま、そんなことを客室乗務員さんに聞くのも、忙しい時間帯に迷惑だろうから、とやめておいて。ほどなく高度が下がり始めて、そして針路が左手の飛行機の方向に。あれはやはり松山便だろう、と確信しながら、しばらくして向こうもこちらも雲の中へ。(そういや往路でも同じような感じの並走だったっけ)
雲の下に出ると景色はほとんど真っ暗。どうやらかなり沖合からのアプローチのようでした。その後も特に揺れることなく、着陸は極めてスムースに。で、スポットに目をやると、やはりANAの伊丹からの便がスポットインして間もない状態で、1階への階段では伊丹からのお客さんと合流してしまいました。ってことで、たぶんあの飛行機は予想通り伊丹からの松山行きだった、と勝手に満足したのでした。
そういや日曜日に乗った松山?東京便。国交省の羽田アプローチの記録画面でチェックしてみました。正確な着陸時刻を覚えていないものの、機種、直前機と搭乗機の位置関係などから考えて、「たぶん、これかな!」というのを発見しました。で、それを見て驚き。搭乗機の直後をアプローチしていた到着便がゴーアラウンドしている。6月24日の午前10時半ごろからの分をチェックするとわかりますが、ゴーアラウンド後に続いていた2機は最後の最後で16Lから16Rにチェンジされて着陸。他のアプローチ中のものたちはグルッとその場で旋回してRunway22へと再誘導された模様。あれを実際に経験してたら、と興味津々、何度かWeb画面を眺めてしまいました。