Google Appsというものに常々関心があったわけですが、今日フリー版で登録してみました。
元々、あるグループ用にドメイン名を取っていたものがあり、とりあえず一斉連絡のメーリングリストとして、sakuraのサーバで使ってきました。が、最近どうもそのMLの配信で問題が発生しているようなので、sakuraはドメイン、DNSの管理だけにして、Google Appsの機能に切り替えよう、と考えたわけです。
MLの配信の問題、というのは、郵便でいうと「あて先に尋ねあたりません」ばかり返ってくる、というもの。ゼミ旅行で東京に行っていた時には、「今どこ？」とか「集合場所の確認！」にMLが便利なのですが、逐一「あて先に尋ねあたりません」が返ってくる。でも実は配信できていたりするわけで、なぜ？というところ。MLに登録しているのが学生さんのケータイアドレスなので、ケータイ･メールとの相性が悪いのかなぁ、とも思いますが、原因は不明。
で、Google Appsだと、そのドメイン名でメールアドレスも作ることができるし、MLももちろんできる。他にはWebページも作ることができるし、さらにはカレンダー共有も。数日後には冒頭に書いたそのグループが団体旅行、ということで、その出発に間に合うように早速Google Appsの利用に変更すべく、登録作業をしたのでした。
手順は逐一書くまでも無く、割とわかりやすい登録作業でした。ドメインをGoogle Apps側で作ってもらうこともできますが、今回は自前のドメイン。そのために少々面倒な作業もありました。「あんたは本当にこのドメインの管理者か？」というような確認手続きとか、あとはドメイン管理ページの側でのMXレコード、CNAMEの書き換えも。
で、今日は旅行の打ち合わせのためにこのグループが全員集合していたわけで、「このメールが届いた人は挙手を！」とベタベタな確認方法で見てみましたが、全員に無難に届いていました。配信のスピードも十分なようです。