地下鉄御堂筋線、心斎橋を出て難波に着く手前でのアナウンス。
「なお、近鉄南大阪線は、橋脚が落ちたために阿倍野橋?古市間で運転を見合わせております」
これを聞いて思考回路は
“はあ?橋脚が落ちた?あり得ねえ。そんなボロ電車じゃないぞ!と。
会議が終わった時に、大阪の南の方から到着した先生「南大阪はひどい雨で、阪和線とかとんでもないことになってるよ」と聞いていたわけですが、ん?ホントに?橋脚が落ちたってことは復旧できないよなあ。早めに手を打たないと帰れない、と検討開始。
頭の中では大和川鉄橋の橋脚が倒れた映像。阪和線では家まで遠い。う回路としては大和路線か南海高野線か、いずれにしても難波が別ルートの拠点となる。ということで、難波で改札を出た。
で、そういえば、と気づいてケータイのWebで近鉄の運行情報を。すると運転見合わせの理由が「松原?恵我ノ荘間で警察官立ち入りのため」とあり、しかも運転を再開した、と書いてある。どうも車内アナウンスを聞き間違ったようだ。”橋脚が落ちた”でないとすると、「乗客が落ちた」のか? しかも再開したというし、ま、天王寺まで出てみるか、ということで、途中下車した運賃がもったいなかった。
近鉄のあべの橋駅地下改札に着いてみると、さほど混乱していない。改札も普通に開いている。なーんだ、と行き先案内のボードを見るとおかしい。そもそも発車時刻の表示がない上に、
6: 特急 橿原神宮前
4: 準急 古市
3: 準急 古市
2: 普通 藤井寺
1: 普通 藤井寺
おいおい、本来行き先が各種取り揃えのはずが、わずか3種類ですか??古市までとその先とで列車種別を変える(古市まで準急、その先急行)という場合は行き先が古市になっていたりするみたいだけど、これはさすがに変だ。松山市駅からだと各駅停車の横河原、高浜、郡中港しかないけど、準急の橿原神宮前行きと富田林行きの併結とか夕方の阿倍野橋はややこしいはず。写真に撮ればよかった。これって古市から先は特急だけですか?? と思ったら、アナウンスが”古市より先の各駅にお越しの方は古市でお乗り換えください”って、古市で全員降ろされてみんな乗り換えるのか?だとするといやだよなあ。せっかく座っていた人も再び座席争いに参加しないといけないじゃん。
ま、下りはどんどん電車を出すだけだから問題なさそうだし、混乱した時は各駅停車の方が安心と思っているので、とりあえず各停に乗ってみた。しんどい中、途中で座れる確率高いし。そして、ほどなく出発。途中の待避線では準急と特急に2駅で一本ずつ抜かれたものの、無難に降車駅に到着。
でも、何か気疲れした。そもそもの事件?!の真相はニュースサイトなどでも見当たらず。駅のアナウンスも色々で、総合すると河内松原?恵我ノ荘間の道路橋から線路に人が落ちて、警察の指示によりあべの橋?古市間を全部抑止したという感じ。
月曜日は再び大阪入り。天気は回復か?