いつもと違うコースで

投稿者: | 2008年9月6日

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おお!HAPPY FLIGHTのサイトに予告編も出た! これは絶対に見に行くだろう。
 さてさて、関空に着いたら3時。雨が降ったり霞んだりしてるので展望ホールに出かけることはあきらめて遅いお昼ご飯。どこも高いしマクド。コテコテの関西弁で接客しているのはうれしい。マクドは東京くらいでしか行かないからすごく違和感あったけど。
 で、空港の屋上に展望デッキがあるわけではないので、搭乗便を待つ間、中途半端に時間があってやることがない。せいぜいエアバンドを聞くくらいか。それが、いつまで経ってもANA機がアプローチやタワーに全く登場しない。もうボチボチ到着しないと搭乗便が遅れるなあ、という状態。しばらくして函館からのANA 1790便がタワーにアクセスしてきた。どうやらこれに乗るようだ。結局定刻の13分遅れで到着した。地上では皆さんテキパキと荷物を下ろしたり積んだり。B737ってコンテナがなくてバルクで積むからこういう時に大変だと思う。
 結局出発は4分遅れ。ま、別に遅れているとも思わない程度。ただ、離陸まで結構かかった。24Lで離陸、和歌山の手前まで延々と直進。離陸後直進する飛行機って久しぶり。その後は大きく右旋回して大きく左旋回して淡路島の北の方から西に向かう。針路の左手、香川県西部上空は発達した積乱雲が覆ってる。大雨だろうなあ。巡航中、操縦席からのアナウンスがあって18000ft、遅れていることへのお詫びなど。上層と下層の雲の間を西進中、下層の雲が近いのか、すごくスピード感がある。所々見える下の景色は海ばかりで、東京便や伊丹便でいつも見るコースよりも随分と南寄り、瀬戸内海の真ん中か?という様子。
 その後、ガンガンにスピードブレーキが立っている。ん?制限速度までがんばって減速してるんだろうか。でも下の風景がおかしい、と思ったら針路と直角に長い海岸線が見えてきた。松山便であまりこういう展開はないんだけど・・・。海岸線をよく見ると、そこには北条の鹿島が。おお!高縄半島の上を越してきたんだねえ、結構高い山があるのに。だから、スピードブレーキでどんどん高度を下げるのかな? この光景はまるで、東京方面から富山空港に向けて、富山湾をグルッと旋回する時を思い出させる。あっちの方がダイナミックだけど。
 で、勝手な解釈ながらおそらく難しい高度処理をしながら、いつもと逆向きの二神島が目の前に。これって150度くらい旋回するんじゃ?と思ったところで、二神島を囲むようにグルグルッと回りながらPAPIが白白白白から白白赤赤に。
 かなりがんばってたんだと思う。てか、自機の都合というよりも他機の都合もあったかもしれない。搭乗機のRunway14着陸と同時にセントレア行きのQ400がLine Up and Wait。そして振り返ると、着陸コース上には後続の2機のライトが。さらにその向こうにも気配がある。どうやらANAの東京からの便。彼らの前に入るために着々とショートカットで妙なコースに入れてもらったのかなあ。関空線だとこれが当たり前なのかなあ。
 それにしても、搭乗機と続行機のANA系Q400、そのまた後ろのJAL系Q400の3機が大阪発である。何ちゅうダイヤやねん。しかも後から着陸したQ400のお客さんの方が先にターミナルに入ってるし。
【青いのがいつもの当たり前のコース。赤いのが今回のショートカット?!バージョン】

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