梅雨空

投稿者: | 2009年7月29日

梅雨前線が近くにいるからだろうか、39,000ftというアナウンスがあったのに、常に上に薄いレイヤーがあってコトコト、結局一度も雲の上には出なかった。
 出発が羽田へのフローコントロールで9分遅れ、離陸時刻が12:06分と指定されたらしい。コースは高知から潮岬へと向かういつも通り。それが、フローコントロールされたにもかかわらず、伊豆半島のあたりで左折して右折して、という振り回され方。房総半島南端まで来たら、千葉県上空には積雲系の雲がやや多く広がっててやな感じ。あそこに突入してくんだが・・・。
 結局房総半島もかなり通り過ぎた所で、先に羽田に向けて折り返し点を過ぎた先行機の赤い垂直尾翼が見えた。赤社かな?それにしてはデザインが違うっぽいぞ、というところでこっちも反転して追尾。まっすぐ34へのアプローチか、と思ってたら、途中で大きくググッと北へ。ん?何だ?と思ったら東京湾北部に回り込んで16Lへのアプローチ。先行機の着陸を見ていると、どうも赤社ではなく中国のものだったようで。
 ま、出発を遅らせた上に大回りを繰り返させられて、到着は20分遅れ。空の世界ではそれくらい当たり前といえばそうなんだけど、おかげで狙っていたバスに乗れず、タクシー代5,000円。こういう旅費はもちろん出ません。トホホ。