何かすごく面白かった

投稿者: | 2009年9月16日

高度40,000ftでとりあえず帰還。
 羽田の19時はいつものように離陸待ちの大行列で、面白いことにANAの列とJALの列がきれいに分けられていた。ANAは16Rの末端から。ぼく管では必ず滑走路端まで行くことになるが、実際にRunway04-22を超えて行ったのは初めての経験かも。
 満席で重かったのかよくわかんないが、名古屋の手前までずっと上昇。セントレアがよく見えた。大阪あたりでアナウンスがあり、40,000ftと。伊丹、関空、神戸の空港もよく見えた。アプローチはビジュアルなんだろう、結構なショートカットで静かに着陸。
 で、いつものことだけど、手荷物を待つ間に、定刻で15分後に出発したはずのJAL便が到着してターンテーブルに荷物が出てきた。ま、大きさが違うとはいえ、いつもここで追いつかれるな。
 今日は某自動車工場の見学でした。うーん、この会社の別の工場も含め、以前から数年ごとに何カ所か自動車工場を見学させて頂いているが、今回のは随分と様相が違っていた。以前は、作業する人の周りの棚に色んな車種に対応した材料が配置されている、というのが当たり前だったんだけど、「このクルマ用の部品」がトレーにのってクルマとともに移動してくる。これだと間違わないし、作業中の移動も少ない。当たり前といえば当たり前の方法だけど、トレーに材料を準備する人が必要になるわけで、それとの兼ね合いですねえ。それにしても、以前見た他の工場の姿と全く違っていたのが面白かった。
 コストダウンって、まあ色々な段階の色んな方法があるわけで、美しい教科書的な原価管理手法もいいけど、やはりこういう現場の色んな取り組みが面白い。勉強になるなあ。
 いやあ、見学させて頂き、丁寧な解説から質疑応答まで、さらに他にも配慮頂いて、ありがとうございました。会社名、工場名は一応伏せておきますけど、ま、私の愛車のメーカーさんでした。