地震

投稿者: | 2010年10月7日

そういえば昨日10月6日、授業中に地震。大講義の最中に学生さんが揺れに気付くような地震というのは初めての経験かもしれません。頭の中では大きな地震でシミュレーションしたことがありますけれども。
 揺れた時、ちょうど話しながら板書をしていたこともあり、自分自身は全く気付かず。学生さんがざわついたので、自分が字を書き間違えたのか、あるいは自分の言動に問題があったのかと不安になりましたが、終了後に地震だったことを教えてもらいました。
 2010年10月6日というと、鳥取県西部地震から10年ちょうどその日ということで、たまたま午前中に関連情報をチェックしていました。あの時は8階建ての建物の6階にいて、エレベーターに乗ろうとした時に大きく揺れ始めたのを鮮明に覚えています。乗ってしまっていたら、さぞかし恐怖だったろう、と。
 この翌年、2001年3月24日(土)には芸予地震が起きているわけですが。
 今回の地震の後、同じ地域を震源に震度1~2程度の地震が何度も発生しているのが気になるところ。そして震源の深さが10キロ程度と浅めであることも気がかり。震源の浅い地震といえば、阪神大震災で16キロほど。
 あと、和歌山市あたりは小さな地震が多く発生する場所ですが、これも震源が浅め。大阪に住んでいた頃、頻繁に震度1にも満たないような地震を経験していた時期があって、それがどうやら和歌山市付近を震源としていることをメディア等で知り、大阪の気象台に地震月報なるものを見せてもらいに行ったこともありました。その時には、深さも含めた震源マップを自作するほど関心もあったし、地震も多かったわけで。深さも含めてピンポイントで一定箇所を震源に頻発していることがわかってすごく興味深かった。とは言いつつもいわゆる文系コースに進んだ私ですが。
 このところ大きめの地震が多いし、南海、東南海地震がそう遠くない時期に来るといわれているので、日頃からの対策は必要だなぁ、と実感しているところ。まあ、授業中に大きな地震が起きるとしたら、たぶんケータイの緊急地震速報があちこちから鳴ってくれるだろう、と期待しています。机の下に潜るような時間的余裕があればいいですが。