Business Trip

投稿者: | 2010年12月19日

17日から19日まで、出張でした。
【17日】
P1020103.jpg羽田へNH582:朝一の便っていつも、気合いを入れて出発しないと乗り遅れそう。早起きをするので結局、出発の50分前には着いてしまうんですが。
 まず東京で用事があるので、荷物も一度東京止め。搭乗がスムースなのかお客さんの勢揃いも早めで出発。ごく普通に32 take offして以前よりもやや北寄りのコースなんでしょうか、所々雲が広がっていて、しかも座席がいつもと違う主翼の付け根あたりだからよくわからず。何フィートで巡航したのかわかりませんが、駿河湾あたりで「右側席からも富士山が見えるんじゃないか?」というくらい北寄りに転進して新幹線かいな、と(新幹線で右側席からでも富士山が見える瞬間がある)。これは前が混んでいるからなのか、それとも当然の航路なのかよくわからず。でも結局また東進して房総半島南方に出るわけですが、視程のよさにビックリ。房総半島沖の海上から都心のビル群がよく見えました。ここからビジュアルアプローチでドーンと行っちゃえ!なんて勝手に思いましたけど、そうはならず。
 で、東京で用事。いやあ、親切なご対応に感謝。
夕刻には千歳へNH77。翌朝入りでも間に合うわけですが、東京で泊まるのか、あるいは北海道で泊まるのかの選択になるだけなので、天候のことを考えて前日入りに設定していました。結果的には、翌朝の羽田-千歳は条件便で引き返しになったらどうしよう、ヒヤヒヤものだったそうです。
 ノーマル塗装の747で34Rからの離陸でしたが、4発機の安定感というか、上空でウトウト。東北地方の夜景は見慣れず、どこがどこやらわからないこともありつつ。イカ釣り船かな?という照明群を眼下に見て、苫小牧の街が見えて、そして01Rに着陸。それが高速タクシーウエイに入らない。ん?滑走路端まで行くの?というところで機内に閉じ込められた昔の記憶がよみがえりました。滑走路やタクシーウエイが凍っていたようで、滑走路端まで行ってから曲がって低速走行。今回は特に問題なくスポットインしたのでした。

【18日】
CA3B0025_org.jpg 朝から暗くて吹雪のような状態(写真は夕方の休憩時間)。17日に北海道入りしてもほとんど外を歩いていなかったので油断してました。手袋は宿に置いてきたし。電車の駅で外に出た時点で「サブーイ」と実感。その後、30代で会社を辞めて独立して、結構立派な売上高を確保している会社経営者の方とか、面白い話が・・・。詳細は置いといて、と。このブログで仕事の話は基本的に書きませんので。
 夕方、宿に戻る時にもやはり「サブーイ」。寒い季節の雪の積もっている北海道に行ったのが久しぶりだったからかなあ。おみやげを宅配にしましたが、「天候が荒れなければ月曜日に着きます」と言われた時に「おお、すごい」と思いました。荒れるときは荒れる、飛行機は飛ばないから荷物も遅れる。当たり前の世界なんですね。朝から家の雪かきしたり、クルマを出すにも準備が要るし、会社に出勤した人は会社の前も雪かきしたり、重労働だろうと思う。

【19日】
P1020112.jpg 18日の晩に千歳を出発して松山に戻れるわけもなく、19日の戻り。悪天候にも強いであろう大きい機材を選んで、復路もB747。天候は何の問題もなく晴れ。搭乗口に行ってみるとお花ジャンボでした。離陸は19Rで、あれ?冬にもこんなことがあるんですね、という感じ。巡航は34,000ftだったそうで、途中の景色が綺麗でした。日曜日だからか、風景の解説も入りつつ。会津磐梯山や猪苗代湖が特にすばらしかった。
 関東に近づくと、うーん、早めの低高度というのはこれのこと?という感じで延々と関東平野を低めに、そして34Rのコースに乗るまでまで南下を続けて千葉上空を飛ぶ。降下中に何回も水平飛行を挟むし燃費悪そう。管制ルートの問題か。
 飛行機を降りてきたら、親子連れがポケモンジャンボをバックに写真を撮ったり楽しそうな様子でした。人気だなあ。そういや機内では絵はがきをもらいました。結構印刷がきれい。
 で、今回は中途半端に長めの乗継時間がありましたが、保安エリアから出ず、お昼ご飯食べたりコーヒー飲んだり。そしたらVIPスポットにて色々準備が始まって何だろう?と観察していたものの、自分が乗るまでには何も到着せず。
 実は「あれ?ジャンボが入るの?」と勘違いしたのでした。というのも、VIPスポット近くまで自力走行してきたジャンボがタクシーウエイ上でマーシャラーさんの指示を受けて一旦停止。そこにトーイングトラクターが接続されたので「何これ?」と思ったのですが、引っ張られて普通に旅客ターミナル側にスポットイン。何これ・・・。初めて見た。
 で、乗継のNH593に乗るとRunway05へ。そのタクシー中に見えたのがほぼ真っ白な機体。たぶんあれがVIPスポットに行ったんでしょうね。搭乗したB777-200は上昇して巡航は40,000ftだったそうで、高~い! 手元の測定で772hpa。光のある時間帯の羽田-松山便は久しぶり。駿河湾、伊勢湾、大阪湾ともに海が光って綺麗でした。着陸は14で、振り返ったら東京からのMDが・・・。離陸時間も近かったはずなので、ずっと近くを飛んできたんでしょうねえ。TCAS映像を大スクリーンで見てみたいもんです。