高度と、速度と、方位と…

投稿者: | 2014年10月11日

羽田行きのJALとANA、基本的には高知に出て潮岬方面を経由して東に飛ぶ。ただ、たまに大阪府南部に向かい、東にどんどん進むこともある。どちらかというとJALがそういう経路で飛ぶことが多く、ANAでは滅多にない。

今日の松山発東京羽田行き最終は、台風の影響もあってかJAL1476が大阪方面へ、ANA598はいつものとおり高知方面へ。それが、JALはいい高度をもらえなかったのかそもそもそういう希望なのか19,000ft。羽田行きにしては低すぎる。偏西風に乗れないためか時速760キロ程度なのでいくつかの便が真上を追い越していった。それに対してANAは39,000ftなので時速が1,000キロ超。松山離陸の時間差が約5分あったものの、愛知県沖を通過する頃には598の方が東に出ていた。

機材の性能や揺れへの配慮など、色んな条件があってそれぞれ選択されているわけで、どっちがいいというものではないと思うし、たまたまの混雑度で差が付いたりもする。晴れていれば低めの高度で関西上空を通過してくれた方が夜景が見えてうれしいだろうな。

JLNH20141011

羽田にはかなりの時間差で逆順で到着するみたいだけど、まあお客さんは気付かないだろうな。