後期の授業開始がいよいよ近づいてきた。
で、教材の準備とか確認をしているわけですが、昨日はQRコードにハマってしまった。配布プリントに差し込み印刷でQRコードを入れたいものの、そのいい手順が見つからない。ExcelでセルにQRコードを入れるまではできるものの、実はそれはセル内にQRコードが入っているわけではなく、単にその場所に出しているだけ。だからデータとして差し込みの際に受け渡しができない。調べた範囲では、Accessであれば画像もデータとして受け渡しできそうなものの、「文字」=>「QRコード」の変換は手動に近くて手間っぽい。ってことは、FileMakerでも同じようなことかな?まだ調べきれず。
まあそんなことを考えていたわけですが、今日はとりあえず手動でQRコードを作ってWordに貼り付け。「QRコード作成&活用のススメ」というページが使い勝手もよくていい感じ。もちろん、フリーウエアもたくさんあるので、オンラインでなく手元で作ることもできますが。
そして、調べている中で遊び心あふれるQRコードもいくつか発見。QRコードにはエラー訂正の要素が入っているので、QRコードの一部分を絵や文字にしてしまう、というのもアリっちゃあアリなんですね。コードを作ってしまうと、読み取ってみないと何が書いてあるかわからないという問題をクリアするためには、コード内に人間の読める文字を書きたい。まあ、その意味では是非使いたいわけですが。
で、配布資料の話に戻って。最初は、出席登録用のメールアドレスだけをQRコード化してました。確実に3キャリ対応にするために、アドレス帳機能ではなく、テキスト(自由文)として作成したわけで。それでふと気づいたのが、余計なことも書いてみよう、と。なので、「アドレス+メールに書くべき内容」をQRコード化。少々わかりやすくなったかもしれない。(本来、QRコードのメール形式にしておけば、宛先、本文などを指定できるものの、確実に3キャリ対応にしたいためにこうしてみました)
そして当たり前のことながらふと気づいたのが、小さなQRの枠の中に256文字という結構多くの文字数を入れることができる、ということ。ならば、練習問題のプリントには、答えを書いたQRコードを付けておけばいいじゃん!答え合わせをするまでに答えがチラッと目に入ってしまう心配はないし、答えのプリントを別にもう一枚用意する必要がなくなる。
考えてみると、QRコード・リーダーがこれだけ世の中に普及しているんだから、使わない手はない。学生さんの99%以上が持っている。ただ、私自身まず使わないから、こういう使い方を初めて認識したわけで、学生さんにとって「便利!」になるのか、「うざい!」になるのか。
とはいえ、教室内で講義中にケータイを手にすることに強い拒否感を持つ先生が多いのは事実。そして、ケータイを持たない学生さんがいる、というのもこれまた事実。まあ、面白い使い方を考えないといけませんな。