阿蘇山噴火の影響

投稿者: | 2014年11月29日

阿蘇山というと学生の頃にクルマで上がったくらいで、もう20年くらい行っていないと思う。クルマで上がって散策する程度の観光コースにもトーチカが置いてあって「この火山は生きている」と意識したわけで。

噴火といえば火山灰でエンジンに影響が出ないようにとジェット機が迂回するわけで、普段なら熊本空港に東から向かう便は阿蘇山の近くを降下しながら飛ぶところ。それが、昨日あたりは、噂では火山を避ける傾向の強いJetstarの他、ANAもJALも大きく迂回して、福岡や鹿児島方面から熊本に向かうルートに変更していました。そんな中、松山の近くから阿蘇山方向に向かうソラシド・エアーの便を発見。あれ?お構いなし?
で、今日も気になって見ていたところ、ANAもJALも昨日と同様大きく迂回しているのに、ソラシドさんはいつも通り。飛行ルートについてはパイロットとディスパッチャーが相談して決めるはずだけど、どういうわけか昨日も今日もソラシドさんだけは他社と違う対応をしているように思う。ANAのコードシェア便じゃないかと思うんだけど、ディスパッチャーはANAとは別のポリシー、別の人なのかな?

JAL-SNJ-difFlightradar24の画像を合成して作成しました。各便の到着時刻が大差ないのに、この対応の違い。

ポケモン強し

投稿者: | 2014年11月15日

搭乗の1時間半以上前の羽田。手荷物カウンターで預けると
「搭乗口が変更になりまして、69番です。遠くて申し訳ないのですがどうぞお早めに」
と。さっさと保安検査場を通過してロビー内で食べる段取りで晩ご飯のお弁当を買ってテクテクと何百メートルも向こうの69番へ。しばらくしてスポットに787-8が入ってきた。ふむふむ、これは定刻で出せるんだろうなと思っていたら自動アナウンスが。
「機材繰りのため搭乗口を変更しました。新しい搭乗口は702番です」
周囲がざわめく。元々65番でそれを変更して69番、更に今度は引き返せという。皆さんゾロゾロと移動を始めたが、702番ということはバス搭乗口なので今からいっても座ることもできないだろう、ということで周囲がガラガラの搭乗ロビーで弁当を食す。

IMG_0476 で、のんびりと702番に行ったら案の定、人が一杯。しかも機材を変更していて座席は変更、そして出発が遅れるという。少々のどよめき(ま、私は先にメールで逐一情報をもらってますけど)。さらに搭乗案内時刻になってもバスが来ない… トホホ、と思う頃にようやくバスに。いつもより飛ばし気味のバス、走り出していつまで経っても止まる気配がなく、車内は再びため息モード。はぁ、どこまで行くの…と思っていたら最果てのスポットに見えてきたのはポケモン。さっきの子どもが
「うわー!ポケモンやぁ。アレに乗れるの? アレに乗るの? すごい! すごい!」
と。車内の空気は一変して笑いが漏れ、バスから降りた人たちはこぞって写真を撮っていたのでした。スポットチェンジと遅延の疲労感を一気に挽回するANAの謀略か? そういう謀略なら是非・・・

約2ヶ月ぶりの撮影

投稿者: | 2014年11月3日

昨日、今日と約2ヶ月ぶりにカメラを構える、というえらい間隔の開きっぷり。32 Landingが多かったので、着陸狙いで。

787-8はもう当たり前のように飛んで来る。主翼の下の面もツヤがあって映り込みが面白い。
BW0T7527

この先の滑走路にトンビか何かが群れていて、着陸後に当たったかも。折り返しは大きく遅れることもなかったので、直接当たらなかったのかも知れませんが。
BW0T7528

ジェットスターのシルバーもなかなか面白い色。オレンジ色とよく合います。
BW0T7609

ちょっと着地点が延びたかな? 私が直接見ている中ではJetstarのゴーアラウンド率が高いものの、今日はそこまで延びたわけではなかった。
BW0T7617

ということで久しぶりの記事投稿になってしまいました。Facebookから遠ざかってしばらくになりますが、まあブログの方が気楽でいいかな。
そういえば最近、Raspberry PiにUSBチューナーを挿してADS-Bという航空機(全部ではない)が発する電波を受信して地図に表示する電波系趣味にウエイトバランスが傾いているところ。Web上にある先人の知恵をお借りしながらの作業なので新たな独自の知恵はないのですが、またの機会に。

台風19号

投稿者: | 2014年10月13日

松山でよく聞くのが「石鎚山のおかげで台風の影響が少ない」というような話。これまで住んでいて感じるのは確かに「台風中継に使えなさそうな状況が多い」という印象。実際にはそれなりに影響があるんでしょうけど、まちなかにいる限り今回もテレビで見る台風とは大違いでした。
で、松山の空港は周辺の空港に比べると「最強」とか言われることもあるようですが、海の近くなので影響がないわけではなく、影響が少ない、ということかな?今日もいくつかの便が欠航になりました。

そんな中、今回、欠航ないし引き返しを免れたであろう便がいくつかあったわけで。というのも、以前は設定されていなかった到着ルートがあって、それを使った便がいくつか。

沖縄から、随分とグルグルというかウロチョロ回ったようですが、菊間から降りてきました。追随する形で羽田からのJALも進入を開始しようとしているの図。
20141013NH1884

羽田からの夜の便。こちらは菊間で高度調整をしたのか進入準備をしたのか一周してからの進入。
20141013JL1471

どちらも無事着陸。KIKUMA ARRIVALというのができて、松山に山側から降りるルートがビジュアル以外に追加されました。ただ、その方法を選択できる機種が限定されていて、また松山では気象条件の悪いときに限定して運用可能にしていることもあり、滅多に見られないわけです。

高度と、速度と、方位と…

投稿者: | 2014年10月11日

羽田行きのJALとANA、基本的には高知に出て潮岬方面を経由して東に飛ぶ。ただ、たまに大阪府南部に向かい、東にどんどん進むこともある。どちらかというとJALがそういう経路で飛ぶことが多く、ANAでは滅多にない。

今日の松山発東京羽田行き最終は、台風の影響もあってかJAL1476が大阪方面へ、ANA598はいつものとおり高知方面へ。それが、JALはいい高度をもらえなかったのかそもそもそういう希望なのか19,000ft。羽田行きにしては低すぎる。偏西風に乗れないためか時速760キロ程度なのでいくつかの便が真上を追い越していった。それに対してANAは39,000ftなので時速が1,000キロ超。松山離陸の時間差が約5分あったものの、愛知県沖を通過する頃には598の方が東に出ていた。

機材の性能や揺れへの配慮など、色んな条件があってそれぞれ選択されているわけで、どっちがいいというものではないと思うし、たまたまの混雑度で差が付いたりもする。晴れていれば低めの高度で関西上空を通過してくれた方が夜景が見えてうれしいだろうな。

JLNH20141011

羽田にはかなりの時間差で逆順で到着するみたいだけど、まあお客さんは気付かないだろうな。