最終便、再び

投稿者: | 2005年9月27日

今日も羽田?松山の最終便で帰ってきました。前回書いたとおり、この便は遅刻の常習、ANAのせいではないんですが。
 スポットは52番で、Push Backした後、前に引っ張ってもらってからエンジン始動。うーん、扉を閉めてスポットから離れたのが定刻の数分後だったし。で、離陸滑走路34Rに向けてタクシング開始、比較的遠め。直線のタクシーウエイに入ったら、スクリーンの映像に飛行機の列が・・・。しかも前が空いているのに途中で止まる。もしや!と思うと第1ターミナルからやってきたJAL機を2機ほど前に入れている。どういう順番で並べるんでしょう?! グランドコントロールも大変だ。その先は進んでは止まるの繰り返し。そこで客室乗務員さんからアナウンスが。
「只今の時間帯、羽田空港は離着陸する飛行機で混雑しており、離陸の許可を待っております。離陸まで約15分ほど掛かるとのことでございます。」
で、結局予告どおりの時間を要して、定刻の30分後にようやく離陸。こりゃ毎日遅刻しますわな。
 今日で3日連続ANA、ANA、ANA、この3日間で4便に搭乗することになったわけですが、毎回揺れる。しかも毎回後ろの方の座席を指定しているモノだから、グオングオン揺れます。もう慣れっこになったのを通り越して、麻痺してきました。頭とお尻が横G縦Gを捉えて血流が乱れている感じ。今回も上昇中揺れてきました。一昨日の台風は遠ざかったのに全然変わらないね。何だか音を聞いているだけで「あ、揺れてきそう」とわかるようになってしまいました。神奈川あたりを上昇中、ガンガンに揺れるところがあったのですが、それが収まった直後に操縦席からアナウンスが。揺れた直後なものだから、「ん?何かあったの?」と思いきや、興味深いアナウンス。
「今日もANA599便にご搭乗いただきまして、ありがとうございます。(中略)2?3分後には、先ほどと同じ程度の揺れが入るものとの報告を受けております。なお、揺れましても、機体の構造および飛行の安全には全く支障がございませんので、ご安心くださいませ。」
 ”2?3分”と言ったねえ。よし、計ってみよう。と計っていると、キタキタ!2分ばかり経過したら見事に揺れてきました! バッチリだねえ。こういうアナウンスがあると、「把握してるジャン」という気持ちになれるので、安心感が高まります。
 ドリンクは、秋の果物のスペシャルジュースをもらいました。ざくろと何だっけ? そして客室乗務員さんからのアナウンスによると、8時35分ごろ降下し、それ以降揺れるとのこと、また松山到着は9時ちょうどを予定、ってまだ揺れるのかよ。弁当買って乗ったけど、揺れで疲れたし、食べずにおきました。そしてズバリ8時35分、エンジン出力がグンと絞られて降下。揺れている間にいつの間にか北条沖に来てました。そしてビジュアルアプローチと思しきコースへ。滑走路の明かりが左手に見え、左にググッと回って無事着陸。はぁー、もう9時前だよ。コックピットにはフライトプランに沿って各ポイントの到達予定時刻が出てるらしいですが、全くのアナウンス通り。予定通りってことか。
 搭乗機がスポットインした直後に管制室に灯りがともりました。うーん、お仕事ご苦労様です。