バッテリー交換

投稿者: | 2008年12月27日

といっても、クルマのバッテリー。
 ちょうど丸4年経過したところですが、このところ土日にしか乗らないし、冬になって始動性がすごく悪くなってきて、長距離移動中に出先で逝ってしまうといけない。そこで、先々週あたりに具体的な検討開始。というのも、昔々、大阪で一度バッテリー上がりを経験している。当時はディーゼル車に乗っていて、これは始動時にすごく電気を食うからガソリン車で助けに来てもらっても無理だった。で、結局JAFのお世話になりました。要するに正月休みの時期にバッテリー上がりは嫌だ、というわけ。
 今積んでいる標準のバッテリーが55D23Lという奴。ホームセンターやカー用品店で見ると、高いものから安いものまであって、高い方は恐ろしい値段。2万円台後半とかもある。でも、良いのを積みたいな、ということで、ネット通販で探したら、その2万円台後半のものが16,000円台。これを使わない手はない、ということで東北地方のあるお店に95D23Lを注文。CVTで高速でもほとんど2000回転に満たない状態で走っているので、充電のことを考えるとこんな容量アップで良いのか?!という不安もあった中、翌々日には届いちゃいました、パナソニックのカオスという製品。お得感から、同社製のバッテリ寿命判定ユニットとやらも同時に購入。
 ちなみに、多くのネットショップで「沖縄には届けられない」と書いてあった。宅配便としての航空貨物には積めないとか。
 それで、気になるのはバッテリー交換の方法。最近のクルマはエアバッグとかイモビライザーとか、ややこしいものが積んであるので、バッテリーを外して何が起きるのかについて、すごく不安に。で、乾電池で一時的にバックアップするモノも調達しておいたり。
 ネットで検索して色んな情報を集めた上で、今朝着手(方法については、色んな人が写真入りで解説しているので、ここに書く必要はないかと)。それで、バックアップ乾電池を端子に装着して、マイナス端子を外して、プラス端子を外して、ステーを外して。「さあ、持ち上げるぞ!」というところで、予想通り簡単には持ち上がらない。新品の方で約15キロあるらしく、持ち上げようとする古いのもたぶん同じくらいだろう。いや、子供の体重から考えて、重さというよりも、手の入り方、角度に問題があって、持ち上がらない。どなたかのサイトに「腰をいわさないように!」と書いてあったが、何度もため息をつきながら、手の入りやすいアングルを探して、ふむふむ、確かに腰に来るなあ。
 結局、持ち上げる動作の時にバックアップ乾電池のワニ口が外れてしまったような気もしたが、エアバック、警報装置なども作動しないまま交換完了。
 エンジンを始動。今、命を与えられたばかりのバッテリとは思えないくらいのセルの音。オーディオの音が変わる、とまでパナソニックのWebには書かれていたが、あまりそのことを目的としてなかったので、よくわからず。ただ、ワニ口が外れたはずなのに、ラジオのプリセットやトリップメーターなどの設定は生きていた。ナビの登録地点なども問題なし。実際には接触が保たれていたのか、あるいはどこかに予備の電池でも入っているんだろうか。
 そして、他社のクルマのバッテリー交換後やるべきこととして書かれていた、パワーウインドウの開閉を繰り返す、ドアの開閉を繰り返す、などの操作を一応同じようにやってみた。うーん、パワーウインドウ、無茶苦茶速いじゃん。バッテリが弱ってたのね?。そして10分以上はアイドリングでエンジン回転の安定性を確認。
 さらにバックモニターの指す誘導ラインが化けるかもしれない,その対策として、ハンドルを右に一杯、左に一杯切って,というような話も読んでいたので、一応マンションの駐車場で右旋回、左旋回。
 ま、意外と時間もかからず、積み替えを完了できた。その後は廃バッテリーを処分に。売ってくれたお店に宅急便で送付しても引き取ってくれるらしいが、それだと運賃が2,500円以上かかる計算。また、鉛の値段が高いときには買い取ってもらえたらしいし、タダで引き取ってもらえるところもあるらしいが、ま、正しい処理をしてもらうんだったら、と早々にホームセンターで500円で引き取ってもらった。下手に手元に置いときたくないし。
 ちなみに、今回買ったお店は良心的な対応だったと思う。バッテリーなんて長期在庫品だと不安もあるわけで、安いからといってヒョイヒョイ手を出せるわけでもないらしい。価格変動が激しいから、在庫抱えてみたり、放出してみたり、と古いモノを安く売っている場合もあるようだ。近所のホームセンターには、パナソニック・バッテリーの製造年月の見方、なんてのも貼ってあったくらい。
 そういえばうちの相方のクルマのバッテリーはカー用品店で交換したが、1年くらいでヘタッタ。ただ、保証期間内だったので、無料交換してもらっている。それはそれでいいのかもしれないが、自分で交換する、というのはビクビクしながらも面白かった。