関空~松山

投稿者: | 2014年9月20日

関空~松山というのは距離が短くて、ジェット機でも高いところまで上がらない、というか上がれない。ANAでいうと松山-羽田便だと40,000近くを飛ぶことも多いのに対して、伊丹~松山だと20,000ftの少し下あたりを飛ぶことが多い。そして関空-松山間をANAが飛ばなくなって随分と時間が経ったのでANAがどれくらいの高度で飛んでいたのか忘れてしまったが、普段のピーチの関空=>松山便では18,000ftあたり、松山=>関空だとさらに距離がないせいで15,000ftあたりを飛ぶことが多いように思う。

で、先日ふとFlightradar24を見ていた時に、妙に低めの高度で飛ぶA320を発見、MM309便。とりあえず「ふーん」と気にしつつ、後日チェックしてみると全体を通して10,000ft以下だった。というより関空離陸後の明石海峡付近で10,000ftまで上がったのに(下の図)

20140619MM309-2

10,000ft到達後すぐに高度を下げてしまい、小豆島からこっちは6,000ftで巡航していた。(下の図)

20140619MM309-1

10,000ft以下というのは速度制限があったり燃費が悪かったりなので、いくら距離が短いとはいえ遅れている便がわざわざ選んで飛ばないはずだし、6,000ftなんていうと伊丹行きの便が関空の脇を通過する時の高度に近い低さ。あまりにも珍しい高度を選択している、ということで、この機材の関空への折り返し便もチェックしてみた。

20140619MM310

何やってるんだろう。復路便も9,000ftといういつもよりかなり低い高度で巡航していた。これはパイロットさんの好みなのか?あるいは今後そういうフライトプランで行くのか。